まさに日本サイズ&ポロより出来もいいVW Tクロス。300万円切れば国産SUVが危ない
掲載 更新 carview! 文:小沢 コージ /写真:フォルクスワーゲン グループ ジャパン 1
掲載 更新 carview! 文:小沢 コージ /写真:フォルクスワーゲン グループ ジャパン 1
果たしてそのSUVバトル結果、極まったのが見た目やサイズからは想像できないユーティリティだ。Tクロスにせよ、まず自らのSUVファミリーのメリットであり、エッセンスを十分生かしていて見た目はまんま兄貴分の「トゥアレグ」であり「ティグアン」。ほどよい角張りとバランスの良さもあってとても全長4.1mには見えない存在感を発揮。ちなみにフロントのLEDヘッドライトはオプションでリアのLEDテールライトは標準。
それでいてビックリするのは予想を裏切る室内の広さ。効率重視のMQBプラットフォームもあってホイールベースは2551mmと長く、身長176cmの小沢が前後シートに普通に座れる。
同時にこの状態でラゲッジ容量は385Lと現行ゴルフより広いだけでなく、14cmもスライドするリアシートを前に出し、ラゲッジ床を10cmほど下げるとリアシートを畳まずとも容量が455Lに拡大! 秘密は全体に背もたれを立てアップライトに座らせる前後シートポジションにあり、ちなみにオプションのbeatsサウンドシステムを付けるとスピーカーが邪魔で荷室フロアが下げられないのは要注意。
一方、コネクティビティ性能もなかなかでメルセデスのように喋る機能はないものの、オプションの8インチタッチスクリーンとフルデジタルメーターのアクティブインフォディスプレイを付けると、ネットを通じて目的地等の検索が行えるVWカーネットが使え、そのほか最大4つのUSBポートやアンビエントライトも装着可能。
またブルートゥースでスマホと繋げて情報のやり取りをする新サービスのフォルクスワーゲン コネクトも年内には日本に導入され、Tクロスにも搭載される予定だ。
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